2016-05-15

87歳コントラバス奏者、演奏中にステージで倒れ死去。

音楽

AFPは2016年05月18日に、米国のアトランタ・シンフォニーオーケストラ(Atlanta Symphony Orchestra)で71年間演奏を続け、ギネス記録認定間近とみられていた87歳のコントラバス奏者が2016年05月15日に、ステージで倒れて死亡したと、アトランタ・シンフォニーオーケストラが2016年05月16日に発表したと、報告した。

ジェーン・リトル(Jane Little)は、アトランタ・シンフォニーオーケストラが開いたブロードウェー(Broadway)ミュージカルの名曲を集めたコンサートのアンコールで「ショーほど素敵な商売はない(There's No Business Like Show Business)」を演奏している最中に意識を失ったと言っている。

聴衆が見守る中、ジェーン・リトルは医療の訓練を受けた経験を持つコーラス隊の一人によっていったん蘇生したが、病院で死亡したと伝えている

ジェーン・リトルは、アトランタ・シンフォニーオーケストラが米南部ジョージア(Georgia)州アトランタ(Atlanta)で1945年に設立され、初めて演奏会を行ったときからのメンバーだった。

アトランタ・シンフォニーオーケストラには驚くほど長い間在籍したが、身長が150cmしかなかったジェーン・リトルは、男性奏者しかいなかった時代に大きなコントラバスを弾きこなした。

今年、地元テレビ局WXIAに出演したジェーン・リトルは、「私は今、この国の主要なオーケストラで最も小柄なコントラバス奏者のはずです.」と語り、「自分のやるべきことをこなすために必死で頑張ってこなくてはなりませんでした.」と振り返っていた。

アトランタ・シンフォニーオーケストラによれば、ジェーン・リトルは71年前から毎シーズン、演奏会に参加し、プロオーケストラでの在籍期間としては世界最長とみられていた。
アトランタ・シンフォニーオーケストラの団体は今年、ギネスブック(Guinness Book of World Records)にジェーン・リトルの情報を送り、審査が行われているところだった。

ジェーン・リトルは、同オーケストラの首席フルート奏者だった夫が2002年に亡くなった後、癌を患い、昨年倒れたにもかかわらず、演奏を続けていた。今シーズンの演奏会が終わったら引退するつもりだったと言っていたと伝えている。