2015-10-14

赤ちゃん恐竜と卵の殻の化石をゴビ砂漠で発見!

超過去

AFPは2015年10月15日に、モンゴルのゴビ砂漠(Gobi Desert)で、恐竜の赤ちゃん数匹の化石が卵の殻とともに見つかったという研究論文が2015年10月14日に、発表されたと報告した。

米国の科学誌「プロス・ワン(PLoS ONE)」に掲載された論文によると、化石は、約7000万年前に生息していた大型の恐竜ハドロサウルス科のサウロロフス・アングスティロストリス(Saurolophus angustirostris)のもので、これまで見つかった同類のものとしては最幼齢だと言っている。

Perinatal Specimens of Saurolophus angustirostris (Dinosauria: Hadrosauridae), from the Upper Cretaceous of Mongolia
Leonard Dewaele,
Khishigjav Tsogtbaatar,
Rinchen Barsbold,
Géraldine Garcia,
Koen Stein,
François Escuillié,
Pascal Godefroit

Published: October 14, 2015
DOI: 10.1371/journal.pone.0138806

今回の発見を通じて、恐竜の成長過程におけるさらなる研究が進むと考えられる。

研究を率いたベルギーのゲント大学(Ghent University)とベルギー王立自然科学博物館(Royal Belgian Institute of Natural Sciences)のレオナルド・ディワリ(Leonard Dewaele)によると、ゴビ砂漠で発掘された恐竜の化石は、すべて同一の巣に属していた赤ちゃんのものである可能性が高いと言っている。

サウロロフスについては、すでに古生物学者らの間で良く知られている全長最大12m、体重2トンを超える草食恐竜で、頭のてっぺんに後方に伸びるとさかが大きな特徴である。

研究対象となった数匹には、まだとさかがみられず、頭蓋骨も結合していなかった。このことから、これら個体については、まだ発育の初期段階であったことが示唆された。これらの個体がすでにふ化していたのか、あるいは卵の中で死んだのかは不明と言っている。