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2015-10-14

中国南部に8万年以上前のヒトの歯を多数発見!

超過去

AFPは2015年10月15日に、中国南部で発見されたヒトの歯により、現生人類がアフリカ大陸を離れた時期が、通説より最大で7万年早かったことの証拠が得られたとする研究結果が2015年10月14日に、発表されたと報告した。

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イギリスの科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された研究論文によると、現生人類ホモ・サピエンス(Homo sapiens)が現代の中国に到達したのは、8万年〜12万年前だと指摘している。

The earliest unequivocally modern humans in southern China

Wu Liu, María Martinón-Torres,
Yan-jun Cai, Song Xing,
Hao-wen Tong,
Shu-wen Pei,
Mark Jan Sier,
Xiao-hong Wu,
R. Lawrence Edwards,
Hai Cheng,
Yi-yuan Li,
Xiong-xin Yang,
José María Bermúdez de Castro
Xiu-jie Wu

Nature (2015) doi:10.1038/nature15696
Received 09 May 2015 Accepted 09 September 2015 Published online 14 October 2015

これを受けて今後、人類大移動の地図が書き換えられる可能性が出てきた。

論文共同執筆者で、イギリスのUCL(University College London/ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ)の研究者マリア・マルティノン・トレス(Maria Martinon-Torres)は雑誌ネイチャーに「一般に受け入れられているモデルでは、現生人類がアフリカを出たのは、ほんの5万年前とされている。」とコメントしている。「今回の研究でわれわれは、ホモ・サピエンスがこれよりはるかに早い時期にアフリカを離れたと考えている」と語っている。

この発想の根源は、ヨーロッパ弁証法の結果で、人類の発生をアフリカに拘りすぎている。
アジア式発想では、人類の発生をアフリカに拘らないで、自然環境からで、人類の発生が複数箇所で発生したかもしれないと言う考えもある。現に、アフリカでもそれほど古い人類の骨の化石は、まだ見つかっていない。

その失敗は、ピラミッドで起こっている。
無理矢理エジプトのピラミッドとメキシコのピラミッドを文化的に関係づけようとするが、太陽に向かって建物を高く積み上げる考えは、世界中で起こっている。それを関係付けるなら、人類の宗教心であり、伝わったのではない。日本でも多くのピラミッドや古墳が見つかっているが、エジプトとは無関係である。

しかし、アカデミズムの始まりは、ギリシャからであり、その頃からヨーロッパ弁証法は営々と続いているので、これを修正するのは大変である。

現生人類がたどった移動経路についてはまだ不明だが、東アフリカから東アジアに至る経路として最も可能性が高いのは、アラビア半島(Arabian Peninsula)と中東を横断するルートであることが、これまでの研究で示唆されている。

また今回の結果は、約20万年前に東アフリカで出現したと考えられている最初の現生人類は、欧州に向かうよりかなり前に中国に足を踏み入れていたことも意味している。

ホモ・サピエンスが欧州大陸に入った時期について、彼らが現在の中国に現れてから少なくとも4万年後の、今から4万5000年前より早かったことを示唆する証拠は存在しない。

論文によると、中華人民共和国湖南省永州市道県(Daoxian/中华人民共和国湖南省永州市道县)近郊にある洞窟内の、膝ほどの深さの灰色砂質粘土層から発掘された歯47個は、「現代人」の歯に酷似した特性を備えているという。

歯の持ち主について論文の執筆者らは、アフリカから移動してきた人類集団だった可能性しかなく、絶滅したホモ・エレクトス(Homo erectus)などの他種の初期人類から進化した人類集団ではないと指摘している。

研究チームはこれらの歯とともに、哺乳動物約38種の骨も発掘した。骨標本の中には絶滅種5種のものが含まれており、現存種より体が大きかったジャイアントパンダもその1つであった。しかし、道具は見つからなかった。

論文主執筆者の中国科学院(Chinese Academy of Sciences)の劉武(Wu Liu)は、AFPの取材に「洞窟の環境から判断すると、ここは人間の住居ではなかったかもしれない」と語っている。

8万年以上前の歯医者ではないだろう。

今回の研究により、中国の古代人類の歴史年表も書き換えられる。
アラビア半島以東で、これまで最古とされていたホモ・サピエンスの証拠は、中国・北京(Beijing)郊外の田園洞(Tianyuan Cave)で発見された、最大で4万年前にさかのぼるものだったと報告している。

中華人民共和国湖南省永州市道県(Daoxian/中华人民共和国湖南省永州市道县)のGoogle Earthポインター情報で取得した緯度経度
25°31'35.2"N 111°36'02.9"E

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