2015-09-17

チリの地震は、マグニチュード6以上が、最低6回連続で起こっている。

自然

USGS(US Geological Survey/米国地質調査所)は2015年09月17日に、チリの地震は、マグニチュード8.3の地震だけが話題になっているが、実際はマグニチュード6以上が、最低6回連続で起こっていると報告した。

マグニチュード8.3の地震の地震はチリのイヤペル(Illapel, Chile)から46km西で起こった地震は深さ25kmと浅く、そのすぐ後の余震は、チリのイヤペルから58kmと近く、地震は深さも22kmとさらに浅く、NHKはアメリカの津波警報センターによると、震源に近い町コキンボの沿岸で、地震発生からおよそ1時間半後で、約高さ4.6m余りの津波が観測されたと伝えている。

地震が起きたチリの沿岸では、太平洋側からナスカプレートと呼ばれる海底の岩盤が、南米大陸をのせた南米プレートという岩盤の下に沈み込んでいる。

今回の地震は、アルゼンチンやブラジルでも感じられたと報告している。

1960年には、チリの沖合で、「チリ地震津波」と呼ばれる世界の地震観測史上最大のマグニチュード9.5の巨大地震が起きた。この地震で津波が発生し、チリ沿岸部はおよそ18メートルの津波に襲われた。津波はおよそ15時間後にハワイに到達したあと、およそ23時間後に日本の三陸沿岸などにも押し寄せ、140人以上の死者・行方不明者が出た。
また、およそ140年前の1877年にチリ北部のイキケの沖合で起きたマグニチュード8クラスの地震では、津波によってチリ北部で多くの死者が出たほか、日本の沿岸でも岩手県釜石市に高さ3メートルの大津波が到達した。
また2010年にはチリ中部の沿岸部でマグニチュード8.8の巨大地震が起き、地震と津波で500人以上が死亡した。
さらに、去年のチリ沖合を震源とするマグニチュード8.1の巨大地震では、倒壊した建物の下敷きになるなどして6人が死亡したほか、2000余りの建物が倒壊する被害が出た。
今回もすでに、北海道から沖縄まで津波注意報が発令され、すでに北海道などでは40cm以上の津波が観測されている。

時事通信によれば、大手町の気象庁の会見では、長谷川洋平地震津波監視課長が解説しているが、この人が東北大震災で間違った情報を出した人ではないことを祈る。

6.7
53km W of Illapel, Chile
2015-09-17 04:10:30 UTC30.1 km deep
6.5
54km S of Ovalle, Chile
2015-09-17 03:55:06 UTC35.0 km deep
6.4
64km NW of Illapel, Chile
2015-09-17 01:41:09 UTC35.0 km deep
7.0
25km W of Illapel, Chile
2015-09-16 23:18:42 UTC30.9 km deep
6.4
58km W of Illapel, Chile
2015-09-16 22:59:13 UTC22.0 km deep
8.3
46km W of Illapel, Chile
2015-09-16 22:54:33 UTC25.0 km deep

日本経済新聞 電子版は、気象庁によると、2015年09月18日午前9時38分に、岩手県の久慈港で80cmの津波を観測した。さらに上昇していると言ったと報告している。

今回のマグニチュード8.3の地震の震源地のGoogle Earthポインター情報
31.570°S 71.654°W