2014-08-06

フィリピンで、感染症対策として、ネズミの死骸に報奨金。

美容と医学の科学

AFPは、フィリピン・マニラ(Manila)北西にあるオロンガポ(Olongapo)市が、ネズミの尿を媒介とする致死率の高い感染症の流行を防ごうと、ネズミの死骸に報奨金を支払う対策を始めたと報告した。

オロンガポ市の保健当局者ジェイム・アルカノ(Jaime Alcano)が2014年08月06日に明らかにしたところによると、オロンガポ市ではレプトスピラ症(Leptospirosis)対策として、ネズミを捕獲し殺処分した場合、成体1匹に付き10ペソ(約20円)、子どものネズミなら1匹に付き5ペソ(約10円)が支払われる。
発案者はロレン・パウリノ(Rolen Paulino)市長で、アルカノによれば前例のない対策と言っている。

レプトスピラ症は感染性の細菌性疾患で、病原体は動物の尿に存在し、毎年フィリピンを襲う洪水の際に感染する人が多い。
人口20万人のオロンガポ市でも昨年9月の洪水で、レプトスピラ症感染が流行している。

報奨金対策の期間は1か月間を予定しているが、前週にキャンペーンが始まってから持ち込まれたネズミの死骸はまだ44体だけだという。
それでもアルカノは、実際に殺処分できたネズミの数よりも、このキャンペーンで感染症への注目が集まることの方が重要だと語った。

WHO(World Health Organization/世界保健機関)によると、レプトスピラ感染者の死亡率は5〜30%と言っている。

オロンガポ(Olongapo)市のGoogle Earthポインター情報
14°50'19.1"N 120°17'03.1"E
または、
14.838631, 120.284203