2014-05-30

世界で一番高い場所にあるロープウエーがラパス開業。

AFPは2014年05月31日に、南米のボリビアで、政府所在地のラパス(La Paz)とその近くの都市エルアルト(El Alto)を結ぶロープウエーが開業したと報告した。

標高4000m近くという、世界で一番高い場所にあるロープウエーになる。

このロープウエーはオーストリアのドッペルマイヤー(Doppelmayr)グループが建設し、総工費はUS$2億3400万(約238億円)で、今回開通したのは全長約10kmのうち約2.6kmの区間で、車なら30分以上かかるラパス─エルアルト(El Alto)間を10分足らずで結ぶことになる。
残る7.3kmの区間も年内に開業する予定になっている。

標高3660mのラパスは世界で最も標高が高い政府所在地で、アンデスの山々に架けられたロープウエー路線からはボリビア最高峰イリマニ(Illimani)山の美しい姿が見える。

ラパスで行われた開業式典でボリビアのエボ・モラレス(Evo Morales)大統領は「ロープウエー路線の完成は喜ばしい。ラパスの住民にとって重要な成果だ」と述べた。

式典後、ラパスとエルアルトの乗降場には早速ロープウエーに乗ろうという大勢の人が長い列を作った。
その中の1人、25歳の銀行員のホルヘ・ビリェナ(Jorge Villena)はAFPに、「言葉も出ないほど素晴らしかった。静かさも、イリマニ山の眺めも。完璧です。」と語った。

国営の運営会社ミテレフェリコ(Mi Teleferico)の幹部は、ロープウエーによる都市間交通システムの導入時期でみると、ラパスとエルアルトは早い方から世界で10番目以内に入る、としている。
ラパスとエルアルトには合わせて160万人以上が暮している。

運賃は3ボリビアノ(約45円)で、1両に最大で10人の乗客が乗ることができる。
正式な運行予測によると、1日に17時間、1年に360日運行し、1時間に最大で1万8000人を運べるとされている。

ボリビアにはもう1か所、中部の都市コチャバンバ(Cochabamba)にロープウエーがあるが、こちらは観光客向けである。

ラパス (La Paz)のGoogle Earthポインター情報
16°29'60.00"S,68° 8'60.00"W16°30'00.0"S 68°09'00.0"W
または、
-16.500000, -68.150000