2013-11-25

イギリスで「クレア法」が来年施行される。

AFPは2013年11月26日に、2009年に元恋人の男に殺害されたクレア・ウッド(Clare Wood)から命名された、イギリスのイングランド(England)とウェールズ(Wales)の女性は、恋人にドメスティック・バイオレンス(DV)の犯罪歴があるかどうかを警察当局に照会できるようになる「クレア法(Clare's Law)」が来年施行されると、イギリス政府が2013年11月25日に発表したと、報告した。

「クレア法」は、一部地域での1年間に及ぶ試験期間を経て、2014年03月に施工される予定になった。

39歳で、2009年に元恋人の男に殺害されたクレア・ウッドは、1児の母だった。

Facebookを通じてジョージ・アップルトン(George Appleton)容疑者と出会った。
だが、アップルトン容疑者には、過去に恋人にナイフを突き立てて誘拐するなど、女性に対する暴力の犯罪歴があったことをクレア・ウッドは知ることができなかった。
ジョージ・アップルトン容疑者はクレア・ウッドを縛り、体に火を付けた後、クレア・ウッドは自殺した。

イギリスのテリーザ・メイ内相(Home secretary Theresa May)によると、昨年、暴力的な恋人あるいは元恋人に殺害されたイギリス人女性は88人に上った。

また、警察当局が市民に対して他人の暴力事件の履歴を公開してもよいかどうかについて「相当の混乱」が生じていたと言っている。

「ドメスティック・バイオレンスは人の命を奪うこともあるので、クレア法は、悲劇で幕を下ろす前に暴力的な状況から逃れるために必要な情報を人々に提供する」と、メイ内相はイギリス大衆紙サン(The Sun)に語った。

内務省によると、試験期間中、約400人の女性が恋人あるいは元恋人についての情報照会を申請し、警察当局は約100件について情報を提供したと言っている。

性癖は治りにくい病気の典型であり、国際的に、先進国では、事前に性犯罪者の犯歴については知らせる傾向が強くなっている。