2013-09-12

中国アニメ界で、なぜ宮崎駿監督のような巨匠が生まれないのか?

新華社は、日本のアニメ界の巨匠宮崎駿監督が引退を表明し、中国企業報は2013年09月11日に、「中国アニメ産業にはなぜ、宮崎監督のような巨匠が生まれないのか?」と題した記事を掲載したと報告した。

中国企業報は、宮崎駿監督引退のニュースに、中国でも多くの人がさみしさを覚えた。
しかし巨匠が去るさみしさと当時に、中国にはアニメの巨匠が現れないこともさみしく感じられる。
中華武術がなければ武術の精神も伝承されないように、日本アニメ業界が発展していなければ、宮崎監督のような巨匠も生まれなかっただろう。

中国に足りないのはアニメの巨匠、そしてアニメ業界の繁栄であると言っている。

資金力を失い、中国のアニメはクリエイターたちの自己満足の道具となってしまった。
また国がアニメに「教育的意義」を求めるため、アニメ作品は対象年齢が下がり、深みのないものとなって、見る人を引き付けることが難しい。

中国のアニメ産業はかつて、玩具など関連グッズ販売で潤ったが、世界金融危機以降、玩具の販売自体が落ち込み、アニメ産業への恩恵も途中で終わった。

さらに中国では2004年からアニメ産業への補助金支給が行われるようになり、時間換算での支給だったため、時間稼ぎの粗末な作品が大量に生まれていった。

GDP(gross domestic product/国内総生産)に占めるアニメ産業の割合は10%を超え、アニメは中国にとって第3の産業となっている。
中国は制作するアニメの長さが世界全体の3分の1を占める状況だが、制作企業の85%は赤字である。知的財産権保護の不備が企業の赤字の原因となっている。アニメ企業の主な収入源は作品自体ではなく、派生製品であった。

アニメには多くの資金が必要で、リスクが大きい。
中国政府は補助金ではなく、アニメ企業が利益を得られる状況を用意するべきであり、文化がより開放的になった時、「中国の宮崎駿」が生まれるだろうと言っている。

さらに言えば、あまりにもコピー意識が高く、オリジナリティが感じられない。

オリジナリティを感じないところに、巨匠は生まれない。

2013-09-06---日本のアニメーションを代表する宮崎駿は、リタイヤ!

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