2013-07-25

あなたの寝不足は、満月のせいかもしれない。

美容と医学の科学

スイスの・バーゼル大学研究で、満月は不眠を誘うことを確認した。

AFPは2013年07月26日に、満月の夜には、たとえ月を見ていなくても熟睡できないということが、スイスの研究者らによって確認されたと報告した。

米国科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)オンライン版に2013年07月25日に発表された研究結果によると、満月の夜には人は寝付きが悪くなり、睡眠時間も短くなる言っている。

Evidence that the Lunar Cycle Influences Human Sleep

Current Biology, 25 July 2013
Copyright © 2013 Elsevier Ltd All rights reserved.
10.1016/j.cub.2013.06.029

Christian Cajochen,
Songül Altanay-Ekici,
Mirjam Münch,
Sylvia Frey,
Vera Knoblauch,
Anna Wirz-Justice

Centre for Chronobiology, Psychiatric Hospital of the University of Basel, 4012 Basel, Switzerland
Solar Energy and Building Physics Laboratory, Swiss Federal Institute of Technology Lausanne, 1015 Lausanne, Switzerland
Centre for Sleep Medicine, Hirslanden Clinic, 8702 Zollikon, Switzerland

研究チームは、月の周期について一切知らせない状態で、ボランティア33人に睡眠研究所で寝てもらい、新月と満月の夜、計2晩の睡眠状況を観察した。
すると、満月の夜の平均睡眠時間は新月の夜よりも19分少なく、眠りに就くまでにかかる時間は平均で5分長かった。

スイス・バーゼル大学(Basel University)精神科病院のクリスチャン・カジョッケン(Christian Cajochen)博士は、「月を実際に目で見ることができず、その日の満ち欠けの状態を認識していない場合でも、月の周期は人間の睡眠に影響を及ぼしているようだ。」と述べている。

満月の夜の睡眠について、ボランティアらはしっかりした休息が取れなかったと報告している。
研究ではまた、覚醒と睡眠を切り替えるホルモン物質であるメラトニンの量が、満月の夜には少ないことも示された。

今後さらに研究を進めれば、月が人間の気分や精神状態に及ぼす影響が測定できるかどうかも分かるかもしれないと研究チームは期待している。

映画、ドラキュラや狼男の話しは、単なる空想やドラマだけではなかった。