2013-05-16

円安で、世界は第三次「量的緩和」時代へ!?

新華社は2013年05月17日に、経済参考報(经济参考报)の刘洪が2013年05月16日に、「円安元高」は日本にとっては有利だが、中国経済にとっては大きな痛手になると報じたと報告した。

円安元高が続いていることから、中国の輸出競争力の優位性は大きな痛手を受け、ホットマネーの流入が加速している。
WSJ(Wall Street Journal/ウォール・ストリート・ジャーナル)は専門家の話を引用し、「円安は中国にとって『これ以上ない災難』。中国の輸出業者は円安の最大の被害者だ」と報じている。

円安の影響で、電子、印刷、機械、自動車部品など多くの分野で、中国製品が激しい競争にさらされている。
それでも、この2〜3カ月は実感がないかもしれない。
各業界が大きな衝撃に包まれるのは、半年から1年後になると予測している。

円安により、全世界は3回目の量的緩和の時代に突入した。
2013年05月の第一週、欧州とインドの中央銀行が利下げを実施した。
第二週にはオーストラリア、ポーランド、韓国、ベトナムなどの中央銀行も利下げに踏み切った。
モルガン・スタンレーの予測は第3波として、ハンガリー、トルコ、イスラエル、ロシアなも利下げするとの予測を示している。

そこで、中国はどうするか?
中国も利下げすれば、確かに人民元高の緩和に一定の効果はあるだろうが、インフレが加速するとの懸念が持たれており、今はその時期ではないと考える向きが多いと報告している。