2013-04-08

中国の「豚」の次は「鳥」、家禽飼養産業に大きな痛手!

新華社は、中国の長江デルタ地域で鳥インフルエンザ(H7N9型)のヒトへの感染例が相次ぐ中で、現地の家禽や家畜需要は大きく減退し、家畜・家禽飼育産業は楽観視を許さない状況になっていると報告した。

浙江省杭州市農副産品物流センター豚肉取引市場は、杭州最大の食肉卸売拠点の1つだが、ここ数日は豚肉の取引が急減している。黄浦江の豚死骸漂流騒ぎの影響が残る中で、鳥インフルエンザが発生し、豚肉価格は過去最低をつけた。

冷凍鶏の輸送に携わる福建省出身のトラック運転手によると、鳥インフルエンザの影響を受け、鶏やアヒルの販売量は減少し、家禽の販売は未曾有な打撃を蒙った。

家禽取引は閑散とし、鳥インフルエンザの影響を防ぐために店をたたむ販売業者も出ている。

上海や南京、および鳥インフルエンザ未発生の福州、北京などの地域でも家禽類の消費が異なる程度で減少した。

需要の大幅減は中国の家畜・家禽産業に手痛いダメージを与えた。浙江省物価局のモニタリングによると、浙江省の家禽類価格は下落し始めた。

豚肉、丸鶏などの価格がいずれも下落し、うち、食肉用豚の仕入れ価格は3.3元/kgなって、養豚業者は大幅な欠損を出している。

上海の黄浦江で1カ月前に大量の豚の死骸が漂流しているのが見つかったことを受け、豚肉の消費量は大幅に減少し、豚肉価格は損益分岐点以下に落ち込んでいた。

鳥インフルエンザ(H7N9型)のヒトへの感染は、家畜・家禽飼育産業に更なるダメージを与えた。

長江デルタ地域の最大規模の養豚地域である浙江嘉興の養豚業者によると、鳥インフルエンザは豚とはほぼ無関係だが、それでも大きな影響を蒙った。

豚の死骸や鳥インフルエンザを受けて、家畜・家禽飼育業者はかなりの欠損を出している。

飼育業の専門家によると、これまでの経験でみれば、家畜・家禽製品は急落後に急騰する可能性があり、市民の生活、物価の安定に響く恐れがある。

では、中国人は、豚、鶏やアヒルなしで、何を食べているのだ。
魚、牛は高騰しているだろう。

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