2012-11-22

時価数億円の入れ墨!?

AFPは、ケイト・モス(Kate Moss)の腰には、世界的に有名な画家故ルシアン・フロイド(Lucian Freud)が入れた2羽の鳥の入れ墨(タトゥー/刺青/TATTOO)があり、ケイト・モスは、これに数百万ドル(数億円)の価値があると言っていると報告した。

これを入れた経緯についてケイトは「ルシアンは、海軍にいた19歳の頃の話をしてくれました。船員みんなにタトゥーをしてあげたというので、『それは素晴らしい!』と言うと『きみにも描いてあげるよ。どんな絵がいいんだい?動物?』という話になりました」と当時を振り返る。
「私が鳥が好きだと言うと、彼は自分の作品で“バケツの中で逆さになっている鶏"の絵を指差したので、それは断りました。すると今度は『自分の絵はどうだい?』と言われたけれど、腰に女の子の入れ墨を入れるのは嫌だったので、最終的にこの鳥に決まりました」と「ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)」に語っている。

さらに「つまり、これはルシアンのオリジナルということ。彼のコレクターはこれにいくら払うでしょうね?数百万ドルにはなるかしら?もしいつの日か、全てがうまくいかない時がきたら、タトゥー部分の皮膚を売ろうかしら!彼がタトゥーを描いていたのが19歳の時だから、これが皮膚に残っている唯一の絵ね!」と続けた。

ケイトとルシアンの親交は、2002年に娘のライラ・グレイス(Lila Grace)を妊娠していたケイトのヌードをルシアンが描いたことにはじまる。その絵は2005年に行なわれたオークションで390万£(当時約7億7000万円)で無名入札者に落札されている。

さて、買って、どうします?

そう言えば、近世より皮革工業が発達したドイツのオッフェンバッハ(Offenbach am Main)にある皮革博物館(Leder Museum)には、ナチスに剥がされたユダヤ人の刺青で作ったランプ・シェードがあった。

東大の資料館には、有名な彫り師の作品として、死後に剥がされた刺青が残っている。