2011-08-02

レノボ、ドイツのメディオン株51%取得!

新華社は中国証券網からの情報として2011年08月03日に、中国パソコン(PC)メーカー大手聯想集団(レノボ/Lenovo)が、100%出資子会社のレノボ・ジャーマニー・ホールディングス(Lenovo Germany Holding GmbH/联想德国控股公司)がメディオン(Medion)の筆頭株主で創業者のGerd Brachmann、またおよび第2株主のOrbisからこれら株式を取得し、ドイツのPCメーカーであるメディオンの株式の51%を取得したと発表した。

レノボは2011年6月1日に、US$4億5900万〜US$6億6600万を投じてメディオン株式の55〜80%を買収する計画を表明した。

2011年08月02日に、メディオンの議決権の56%を取得したことを発表した。レノボは子会社のレノボ・ジャーマニーとメディオンとの間で「DPLTA(Domination and Profit and Loss Transfer Agreement/支配および損益移転契約)」を結ばせる方針で、これら2社の協力を促進し、グループ全体の競争力強化を図ことになった。

レノボによれば、メディオン株は依然、Gerd Brachmannが18.33%(議決権の19.86%)を保有している。
Gerd Brachmannはレノボとの間で2社のDPLTA締結を後押しすることで合意し、メディオンの経営陣もこれに賛成している。

DPLTAの具体的な条項と条件、特に少数株主が獲得する確定配当金と補償金に関する規定は、今後数カ月以内に確定する予定になっている。

メディオンはドイツ最大の個人技術、コンシューマーエレクトロニクス製品メーカー、またレノボは世界3位のPCメーカーである。
現在、レノボは積極的にモバイル・インターネット関連業務に取り組んでいる。
今回の買収は聯想の欧州コンシューマー・エレクトロニクス製品市場、特にモバイル・インターネット端末製品市場の展開に役立つと見られる。

レノボのミルコ・ファン・デュイル成熟市場担当総裁(Milko van Duijl, President Mature Markets Group Lenovo)によれば、メディオンを連結対象とすることでレノボの売上高は20億ユーロ拡大し、世界市場でのシェアが上がることになる。

7月初めに市場研究機関のIDCが発表したリポートによると、2011年第2四半期(4〜6月)、レノボのPC出荷量は台湾のエイサーを超えて世界第3となり、市場シェアも12.2%に上がった。
2位は米デル社の12.9%である。
レノボは2011年7月1日、レノボと日本のNECの共同出資によるパソコン会社「Lenovo NEC Holdings,BV」が予定通り設立し、レノボの日本法人であるレノボ・ジャパンと、NECのパソコン新会社であるNECパーソナルコンピュータを傘下にして、NECのPC業務も統合しており、年内に世界2位に浮上する可能性がある。