2011年04月04日

「ペットボトル入りワイン」はあり、それとなし?

AFPは、伝統あるフランスワインのプライドを守るのか?、それとも新たな時代に迎合する道を選ぶのか?古き良きフランスの伝統がいまだに息づく仏南部で、ワイン農家たちが今、岐路に立たされていると報告した。

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課題は、より軽い、壊れにくいワインボトルへの需要の高まりにどう応えるかと言うことであった。

フランスで、ワインの名産地ラングドック(Languedoc)地方でワイン農家を営むパスカル・フェルナンデス(Pascal Fernandez)は、悩んでいる。

ただし、「ビニールボトル入りワイン」は、1970年代にすでにあった。
当時は、大きな「ビニールボトル入りワイン」は安くて、粗悪なワインと言うことで、みんなが馬鹿にしていた。

フェルナンデスが住む同地方のワイン農家たちは、生き残りをかけて、このワイン文化のおきてを破らざるを得ない状況にある。この7~8年というもの、ワイン業界は価格破壊が続き、危機的状況にある。

ラングドック地方ではすでに、多くのワイン農家が廃業を決めた。
オード(Aude)県では1万5000ヘクタールのブドウ畑が姿を消してしまった。
35歳以下のワイン農家は2人きり、生産を続ける農家でも、わが子に家業を継がせたがる人は皆無だという。
誰もが「先行きが厳しすぎる」と口をそろえる。

そこに救いの手を差し伸べたのが、ワイン農家と提携してコンセプトワインの企画・販売を手がける「ヒュー・ケビン・アンド・ロバート(Hugh Kevin & Robert)」だった。

「ヒュー・ケビン・アンド・ロバート」のロバート・ジョゼフ(Robert Joseph)は、イギリスのスーパーマーケット大手アスダ(Asda)向けにペットボトル入りの「グリーナー・プラネット(Greener Planet)」ブランドのワイン7万5000本の生産を持ちかけたとき、フェルナンデスをはじめとするワイン農家も熱心に耳を傾けた。

「ワイン取引のほとんどは、その場限りの関係だ。われわれは、消費者と販売業者、生産者、そしてワイン農家の四者をつなぐ長期的な関係を目指している」とロバート・ジョゼフは言っている。
ペットボトル入りワインの需要は、航空会社や米英のスーパーマーケット、レストランチェーンなど、バイヤーからの要望によるものだと言っている。

「わが社の事業は恐らく、ワインビジネスにおいて最も資本主義の進んだ例だろう。独自のブランドを持たず、市場の需要を先取りする先導者なのだ」と説明している。

つまり、ますます数を増やしつつある「現実主義のワイン愛飲家」たちが望んでいる商品が、割れる心配がなく、軽くて扱いやすいペットボトル入りのワインということになると予測している。

航空機などでは、割れる、重いワイン・ボトルを変えたいのかもしれないが、ワインといえばガラス瓶にコルク栓と言う伝統は捨てがたい。

ボジョレー・ヌーボーなど、粗悪品のワインにはペットボトル入りでも良いかもしれない。

郵送費も安くなる。

ただし、プレスチック劣化が起こるので、何10年もののワインは無理かもしれない。

納屋で偶然見つかった100年もののワインという記事も消える。

ラングドック(Languedoc)のGoogle Earthポインター情報
43°35'28.45"N,3°15'30.11"E
または、
43.591236, 3.258364

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