2010-08-14

第1回ユース・オリンピックが開催された。

14~18歳を対象にオリンピック精神の教育などを重視した第1回ユース・オリンピック(YOG 2010/Summer Youth Olympic Games 2010/Singapore 2010 Youth Olympic Games 2010)がSYOGOC(Singapore Youth Olympic Games Organizing Committee/シンガポール・ユース・オリンピック大会委員会)によって、シンガポール(Singapore)のマリーナベイ(The Float @ Marina Bay)で開会式を行い、開幕した。

205の国と地域から約3600選手が参加して2010年08月26日まで行われる。

ユース・オリンピックの聖火は、通常のオリンピックと同様に、ギリシャのオリンピアで採火され、五大陸を回ってシンガポールに到着し、2010年08月07日からシンガポール国内をリレーして、最終走者は16歳のシンガポールのセーリング男子チョイ選手で、高さ32mの聖火台の下部にともした炎は、そのままらせん状に最上部に上った。

初めてシンガポールで開催されたユース・オリンピックについて、IOC(国際オリンピック委員会)のジャック・ロゲ(Jacques Rogge)会長は、自ら大会の創設を強く提唱したことから、「子どもの誕生を待つ父親の気分だよ」と笑顔を見せた。
同時に、「失敗もあるかもしれないが、学びながら改善していく。長く続く大会になることを願っている。」と決意を語った。

現在のオリンピックは選手のプロ化とともに勝利至上主義の傾向を強め、ドーピング(禁止薬物使用)のまん延や大会の肥大化など、多くの課題を抱えている。
こうした流れに歯止めをかけ、原点を見つめ直す目的で、2001年の就任時からユース・オリンピックは、ジャック・ロゲ会長が温めてきた理想だった。

今大会では、競技を超えた教育、文化の交流を重視するプログラムに力を注ぐことを訴え、

「スポーツに参加するだけで、若い選手が挫折や壁を乗り越える力がつくというのは、無責任な話だ。試合に勝利することと、人生の勝利者になることは違う」との考えを示している。

シンガポール(Singapore)のマリーナベイ(The Float @ Marina Bay)のGoogle Earthポインター情報
1°16'33.96"N,103°51'16.81"E