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潅仏

釈尊誕生のとき、竜が天からやってきて香湯を注いだという話に基づいて、釈尊(釈迦牟尼/शाक्यमुनि/Gotama Siddhattha)誕生の日とされる8月8日に、花御堂の中に安置された「釈尊誕生仏」にひしゃくで甘茶をかける行事。

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「仏生会」「浴仏会」「竜華会」とも呼ばれ、東大寺では一山の僧侶が、「鈍色」と呼んでいる装束で大仏殿の集会所に集まり、「仏生会」で導師の役をつとめる者は、ここで「法服」と呼んでいる法衣にきがえ、午前8時になると、他の式衆とともに大仏殿での法要にむけて集会所を行っている。

履物を竹の皮の草履に履き替え、式衆は下座のものから列を組んで進み、大仏殿正面に設けられた花御堂の前に至ると誕生仏に甘茶をそそぐ、その後に大仏殿の壇上に登り、準備が整うと惣礼の金が打ち鳴らされ、「仏生会」の法要が始まる。

法要は惣礼の後、唄・散華が唱和され、散華二段で散華衆が壇上を行堂する。
散華が終わると導師が表白を読誦し、その中には「降誕化益の恩徳を仰ぎ、香燈梵唄の供養を飾り、五部大乗の花緒を解いて、数輩同心の転読を致す。」という言葉があり、釈尊一代の教えを五部大乗経で代表させて、その恩徳をしのぶという趣旨であると考えられている。

お釈迦様は摩耶夫人の右脇から生まれると七歩すすんで、右手を挙げて天を指し、左手を垂下して地を指し、「天上天下唯我独尊」と唱えられたといわれているが、「誕生仏」とか「誕生釈迦仏」とか呼ぶ仏像は、この姿をあらわしたものになっている。

「誕生仏」に甘茶をそそぐことについては、生まれたばかりのお釈迦様の体に、9頭の龍が天から清浄の水を吐きそそいで産湯をつかわせたとか、竜王がお釈迦様の誕生を祝って甘露の雨を降らせたという伝説にちなんだものだが、もともとは必ずしも甘茶ではなかった。

花御堂のいわれについては、摩耶夫人がお釈迦様を出産されたのは、釈尊の父釈迦(シャーキャ/शाक्य )族の王(シュッドーダナ王/浄飯王/Suddhodana)の居城、ネパールのタライ地方「迦毘羅城」の東方にあった「藍毘尼園(ルンビニー園、離宮/Lumbini/लुम्बिनी)の無憂樹の下であったとの伝説があり、花御堂は、これになぞらえたものであると考えられている。
また、竜王がお釈迦様の誕生を祝って甘露の雨と優曇華の花を空から降らせたという話にあてはめると、花御堂の花は竜王が降らせたという優曇華の花を模していると解釈されている。

ルンビニー(Lumbini)のGoogle Earthポインター情報
27°44'59.95"N,83°30'0.06"E
または、
27.749986, 83.500017

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