2010年02月12日
Googleは、なぜ急いで検索ビジネスから逃げようとするか?
ComputerWorldは、「Is Google moving too far (from search) too fast?---Google should diversify, analysts say, but risks losing focus」を公開し、Googleは多角化を狙って移動していると言っているが、損をしながらその焦点を浮き彫りにしている。
また、Googleの現状は、ある所の断崖と絶壁の間に張り付いていると言っている。
確かにこのところのGoogleは、焦っているように新しい展開を発表し、そしてことごとく失敗して来ている。
Googleは非常に人気のあるサーチ・サービスに基づいて、巨額の財産を稼ぎ出している。
しかし、ますます迅速な速度で中核事業を増加させ、拡大し、その方向に移動しようとしている。
何人かのアナリストは、それが金を儲けるための唯一の方法として検索に頼ることができないと言い、その拡大はGoogleが有益な会社であるという関心まで失う危険性にさらされているという疑問があると言っている。
IDCのアナリストであるカルステン・ワイド(Karsten Weide)によると、Googleは、収入の95%を検索に依存している。
Enderle Groupのアナリストであるロブ・エンダーレ(Rob Enderle)によると、「Googleはするべきことで十分なコントロールができなく、あまりに多くのお金の問題を持っています。」と言っている。
その結果、彼らは驚くべき率で複雑さを築き上げ、その複雑さは、結局マイクロソフトがしたように、それらを窒息させている。
「それぞれのプロジェクトが重要でないということではありません。」
「彼らは、しばしば接合するというわけではなくて、結局手に余る会社を持ちすぎたということです。」と言っている。
アメリカ人特有の不安先行による攻撃かもしれない。
しかし、それはこれまで、ことごとく失敗するという米国のパターンである。
そして、Googleの検索エンジンが最先端ではなくなり始めていることも事実で、さらに検索エンジンの宿命である完全性が不明確であるという点も不安を煽っているのかもしれない。
以前も言ったが、Googleが大きな問題をサーチ・エンジンで解決すると、さらに大きな問題が浮き彫りになっている。