2009-10-29

任天堂が、6期ぶり減益へ。

任天堂が、「平成22年3月期 第2四半期決算短信」を掲載し、「Wii」は12種類のレジャースポーツが楽しめる「Wii Sport Resort」を発売し、ハードウェアの売り上げを牽引して575万台を販売し、累計販売台数が5,614万台になったと報告した。
対応ソフトウェアは、7,621万本になった。
ところが為替が円高で、「Wii」本体を値下げしたことにより、売上高は5,480億円で前年比-34.5%、営業利益は1,043億円で前年比-58.6%であったと報告した。
大型ソフトの不足や消費不振の影響で、従来予想を700億円下回り、6期ぶりの減益になった。
総資産では前期末と比べ1,391億円の減少で、1兆6,716億円になり、現金及び現金同等物は、前期から1,262億円の減少になり、7,678億円になった。

任天堂の株価は2009年10月30日に続落し、一時は前日比740円安の2万3310円まで下げ、半月ぶりの安値を付けた。
これからは全世界でホリデー・シーズンになることから、その前の一休みと言うことになるが、決定的な「Wii」の大型ソフト不足は予断を許さないとも言われている。

任天堂は、携帯型ゲーム機の販売テコ入れに乗り出した。
その背景にはApple社のiPhoneやiPod TouchがソニーのPSPに匹敵する台数規模に急成長し、ゲームなどのコンテンツをダウンロードしやすくした新製品を発売した脅威がある。

Cellular-Newsは2009年10月22日に、世界的販路、市場のプライマリ・ドライバーであるApple社のiPhoneとiPod Touchが携帯用のモバイル・ゲーム市場を助け、2014年までにUS$117億まで成長すると予想した。

ゲーム業界にもApple社のiPhoneやiPod Touchが激震を起こし始めことだけは確実である。

Apple社のiPodは、本来ソニーが開発すべき、現代のウォークマンを開発しないからと言うことで、スティーブ・ジョブス(Steve Jobs)が開発させたといわれているが、ゲーム業界も同じことが起こる可能性が高くなっている。

スティーブ・ジョブスは自分が欲しいものがないと作ってしまう傾向がある。
iPhoneも以前から、胸ポケットに入るスーパーコンピュータが欲しいと言っていた。

携帯電話市場と言い、これらすべてが日本企業の発想から発展し、もっとも大切な時期に企業で怠慢が発生し、奈落に落とされた事例と言える。

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