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2018年01月08日

人間か?熊か?クマによる死傷者最多。熊の捕殺数、推定生息数の6割!

自然

朝日新聞デジタルは、秋田県内で2017年度、ツキノワグマの捕殺数が前年度の1.7倍に急増し、推定生息数の6割弱にあたる817頭に上っている。

自然保護団体が駆除の中止を求めているが、クマによる死傷者も2009年以降、最多の20人。住民の要請に応じた結果、捕殺数が増えたといい、県は人とクマの共存に頭を悩ませていると報告した。

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ツキノワグマは、IUCN(International Union for Conservation of Nature/国際自然保護連合)のレッド・リストで危急種に分類される。

環境省によると、国内では九州で絶滅と考えられ、四国では絶滅の恐れがあるとされている。

「日本熊森(くまもり)協会」(本部・兵庫県、会員・約1万7千人)は2017年10月に、「根絶殺害に近い」と、秋田県の佐竹敬久知事に有害駆除と冬の猟の中止を強く求める要望書を提出した。

熊森協会の森山まり子会長は「前代未聞の数でむちゃくちゃ。見つけたら殺さなあかんという流れがあまりに残念です」と話している。

秋田での捕殺数は全国で群を抜く。環境省のまとめによると、2017年度は2017年10月末時点で全国で最も多く、2016年度も全国最多の476頭。2017年度は冬の猟も9年ぶりに解禁し、解禁の2017年11月15日から12月末までに26頭を捕殺した。

ただ、県によると、2017年12月末までの捕獲数は817頭に上り、すべて殺された。

このうち、767頭は住宅地や農地への出没による「有害駆除」であった。

増加は、住民の要請に応えた結果という。県警などによると、目撃頭数(12月末まで)も過去最多の延べ1500頭余。クマによる死者が1人、重傷者が5人出ており、死傷者数は計20人に上る。県自然保護課は「生活圏の近くで目撃され、住民から求められれば、対応せざるをえない」という。

2017年06月に近所の住宅の外壁がクマにはがされた秋田市の58歳の男性は「捕殺が多いことには色々な考え方があると思うが、目の前に現れると怖い」と語る。

大量捕殺により生態系は脅かされないのか。秋田県は2017年04月時点で推定生息数を1013頭としていたが、2017年10月、クマは里山にもすみ着いているとして、1429頭に修正した。

修正後の生息数から捕殺数を引くと、約600頭。だが、県は「今春生まれるクマも合わせれば、少なくとも約900頭になる」と説明した。大量捕殺が今年度だけであれば、影響は少ないとみる。

環境省野生生物課は、秋田の捕殺数について「必ずしも悪いというものではない」という。

クマは県境をまたいで行動することも多く、推定生息数が正しいと言い切れない。

県は今年度から、約80カ所にカメラを設置し、より実態に近い生息数を調査。冬の猟を解禁したのは、クマに人里に下りないよう圧力をかける狙いがあるという。

そういえば、子供の頃、森林管理事務所に子熊が繋がれていて、どうしたのかと聞くと、親熊に襲われ、殺したら、子熊が見つかり、連れて帰ってきたといっていたが、子熊でも近づくと噛み付く、半年もすると、大きくなって危険になった。

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