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2017年10月03日

日立金属、軟磁性材料の生産を3倍に増強。

研究調査

アジア経済ニュースNNA ASIAは2017年10月05日に、日立金属は、EV(Electric Vehicle/電気自動車)などの電源系回路に使われる軟磁性材料「ファインメット(Finement)」の生産能力を増強すると発表した。島根県とタイの工場が対象で、2018年度末までに前年度比3倍に引き上げると報告した。

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電源系回路の小型・軽量化が進む中、高周波領域でも高効率で駆動する変圧器やリアクトル向けの需要が拡大すると見込んでいる。

日立金属の担当者によると、タイでは日立メタルズ(Hitachi Metals)が運営する中部アユタヤ県の既存工場で、製造ラインを拡張する。

生産量や投資額は非公表。

タイ工場では島根県のメトグラス安来工場(Metglas Yasuki)工場で製造したファインメットを用いノイズ抑制を向上させた「ファインメット・コモンモードチョーク(Finement Common Mode Choke)」を製造。東南アジアを中心としたアジア向けに供給している。

ファインメットはアモルファス(amorphous)合金を結晶化させたもので、超微細な結晶構造を持つ。

高い磁束密度があるなど磁気特性が優れていることから、電装化が進む自動車分野などで今後も需要の拡大が見込める。

従来パワー半導体の材料には主に電磁鋼板が使用されてきたが、電源系回路の小型化に伴う高周波領域で使用した場合の温度上昇やノイズ発生などで課題があったと伝えている。

日立の最も得意とする分野である。

とくに、これからは特殊鋼の世界である。

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