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2017年04月12日

恐竜のさらにその祖先は、ワニ似?

超過去自然

恐竜の生息していた時代にも巨大なワニがいたが----

AFPは2017年04月14日に、恐竜の進化における「ミッシングリンク(失われた環)」が、タンザニアで1930年代に発見された化石が一助となって特定された。この恐竜の祖先は、首が長く、四足歩行でワニに似た姿をしていたという。

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イギリスの自然史博物館(Natural History Museum)が所蔵する2億4500万年前の化石は、1950年代に古生物学者のアラン・チャリグ(Alan Charig/1927 – 1997)によって一度は研究が進められたが、当時はまだ骨格が不完全だった。

2015年にタンザニアで新たな化石が発見されたことで「Teleocrator rhadinus」のより詳細な骨格が明らかになった。

2017年04月12日に論文を掲載した英科学誌ネイチャー(Nature)は、「今回の発見によって、恐竜の初期の進化については再考が余儀なくされる。」とその要約で述べた。

The earliest bird-line archosaurs and the assembly of the dinosaur body plan

Sterling J. Nesbitt,
Richard J. Butler,
Martín D. Ezcurra,
Paul M. Barrett,
Michelle R. Stocker,
Kenneth D. Angielczyk,
Roger M. H. Smith,
Christian A. Sidor,
Grzegorz Niedźwiedzki,
Andrey G. Sennikov &
Alan J. Charig

AffiliationsContributionsCorresponding author
Nature (2017) doi:10.1038/nature22037
Received 10 October 2016 Accepted 28 February 2017 Published online 12 April 2017

論文の執筆者の一人である米国のバージニア工科大学(Virginia Tech)地球科学のスターリング・ネスビット(Sterling Nesbitt)助教は、「これほど重要な新種の発見は、一生に一度の経験だ。」と語る。

国際研究プロジェクトでは、主竜類と呼ばれる爬虫類の大きな分類群が、ワニに至る系統と鳥類に至る系統とに枝分かれした進化の過程に焦点を当てた。

恐竜は鳥類に至る系統から進化したとされている。しかし、研究チームは、恐竜の出現時にすでに絶滅していたTeleocratorsが、ワニに似た姿をし、恐竜の初期の姿に関する一般的な考察とは一致しないことが分かったと説明している。

別の執筆者で、米シカゴ(Chicago)フィールド自然史博物館(Field Museum of Natural History)の学芸員ケン・アンジルチェク(Ken Angielczyk)は、「Teleocratorが予想に反してクロコダイルのような特徴を有していたことから、恐竜の最初期の進化についての考えを全面的に見直す必要がでてきた。」とコメントしている。

2014-09-11---巨大肉食恐竜スピノサウルスは水中で生活?
2011-06-23---ワニと海洋の生態系の関係。
2009-11-19---サハラ砂漠で約1億年前のワニ5種の化石が発掘された。

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