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2017年02月01日

量子コンピュータ実現へ、モジュール接続に新手法。

未来

AFPは2017年02月02日に、大きさは最大でサッカー場のピッチほどになる可能性があるが、大規模な量子コンピューターの実現に向けた初の青写真を、世界各国の科学者からなるチームが1日、米科学誌「サイエンス・アドバンシズ(Science Advances)」に発表した論文で示したと報告した。

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実現できれば世界でも指折りの厄介な問題の解決が期待できる。

Blueprint for a microwave trapped ion quantum computer
Bjoern Lekitsch1,
Sebastian Weidt1,
Austin G. Fowler2,
Klaus Mølmer3,
Simon J. Devitt4,
Christof Wunderlich5 and
Winfried K. Hensinger1,*

1Department of Physics and Astronomy, University of Sussex, Brighton BN1 9QH, U.K.
2Google Inc., Santa Barbara, CA 93117, USA.
3Department of Physics and Astronomy, Aarhus University, DK-8000 Aarhus C, Denmark.
4Center for Emergent Matter Science, RIKEN, Wako-shi, Saitama 315-0198, Japan.
5Department Physik, Naturwissenschaftlich-Technische Fakultät, Universität Siegen, 57068 Siegen, Germany.

↵*Corresponding author. Email: w.k.hensinger@sussex.ac.uk
Science Advances 01 Feb 2017:
Vol. 3, no. 2, e1601540
DOI: 10.1126/sciadv.1601540


昔、朝日新聞で、東ドイツ時代にフンボルト大学の研究者が、1MROMを手作りで作るのに成功したニュースが掲載され、それが、体育館ほどの大きさであった。
当時、日本ではNECが1チップの1MROMを開発し、ファミコンのゲーム用カセットに利用されていた。
秋葉原で、普通500円くらいで売っていた。
さらに、CD-ROMも登場していた。

朝日新聞に記事の写真を買いに行ったら、他から配信された記事で、所有権がないと言っていた。

小さなコラム記事で、読んだ人は少ないかもしれない。

大型の量子コンピュータは実証試験が行われていないばかりか、実現のめどすら立っていない。
論文はこうした量子コンピューターの製造に向けた一歩となった。

論文を共同執筆したイギリスのサセックス(Sussex)大学のウィンフリート・ヘンジンガー(Winfried Hensinger)教授は、「これまで長年、絶対に不可能だと言われてきた」量子コンピューターの実用化について、「実現可能だと示すだけでなく、大規模なマシンを実際に構築する基本的な施工計画まで提示できた」と説明している。

論文によると、研究チームは「量子コンピューターの個々のモジュール間の接続スピードを、最先端のファイバーリンク技術より10万倍速くする新たな方法」を考案し、幾つかの大きな障害を乗り越えたという。

新手法では個々のモジュールを接続するのに、これまで提案されてきた光ファイバーではなく、電界を活用する。
電荷を帯びた原子(イオン)があるモジュールから別のモジュールへ移動することを利用して接続を行う仕組みで、これによりモジュール間を実際の量子ビットが移動できるという。

チームは、強力な傾斜磁場をつくり出すことや電圧の調整といった新たな課題も浮上していると認めつつ、次のステップとして試作機を開発し、青写真で示した原理の証明をしたいとしている。

もう直ぐ、手のひらに乗る量子コンピュータが登場するかもしれない。

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