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2014年06月20日

古代人の顔の特徴は、部族間闘争すれば、するほど速く進化。

超過去

AFPは、異なる王国や部族間で生き残りや権力をかけ、壮絶な戦いを繰り広げた古代人は、他の古代人よりも顔の特徴が速く進化した可能性があるという研究論文が、2014年06月19日の米国の科学誌サイエンス(Science)に発表されたと報告した。

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スペイン・コンプルテンセ大学(Complutense University)のフアン・ルイス・アルスアガ(Juan Luis Arsuaga)が率いる研究チームは、スペインにある地下立坑の底部で発見された43万年前の人骨群の中にあった頭蓋骨17個を調査した新研究で、ネアンデルタール以前の古代人が獲得した最初の顕著な特徴が「大きな顎」だったことを示唆している。

Science 20 June 2014:
Vol. 344 no. 6190 pp. 1358-1363
DOI: 10.1126/science.1253958
RESEARCH ARTICLE
Neandertal roots: Cranial and chronological evidence from Sima de los Huesos
J. L. Arsuaga1,2,*,
I. Martínez3,1,
L. J. Arnold4,5,
A. Aranburu6,
A. Gracia-Téllez3,1,
W. D. Sharp7,
R. M. Quam8,9,1,
C. Falguères10,
A. Pantoja-Pérez1,2,
J. Bischoff11,
E. Poza-Rey1,2,
J. M. Parés4,
J. M. Carretero12,
M. Demuro4,13,
C. Lorenzo14,15,1,
N. Sala1,
M. Martinón-Torres4,
N. García1,2,
A. Alcázar de Velasco1,
G. Cuenca-Bescós16,
A. Gómez-Olivencia1,10,17,
D. Moreno10,12,
A. Pablos1,4,12,
C.-C. Shen18,
L. Rodríguez12,
A. I. Ortega4,
R. García12,
A. Bonmatí1,2,
J. M. Bermúdez de Castro4,
E. Carbonell15,14,19

1Centro Mixto UCM-ISCIII de Evolución y Comportamiento Humanos, Madrid, Spain.
2Departamento de Paleontología, Facultad Ciencias Geológicas, Universidad Complutense de Madrid, Spain.
3Área de Paleontología, Departamento de Geología, Geografía y Medio Ambiente, Universidad de Alcalá, Spain.
4Centro Nacional de Investigación sobre la Evolución Humana Burgos, Spain.
5School of Earth and Environmental Sciences, the Environment Institute, and the Institute for Photonics and Advanced Sensing (IPAS), University of Adelaide, Australia.
6Departamento Mineralogía y Petrología, Facultad de Ciencia y Tecnología, Universidad del País Vasco, Spain.
7Berkeley Geochronology Center, Berkeley, CA, USA.
8Department of Anthropology, Binghamton University (State University of New York), Binghamton, NY, USA.
9Division of Anthropology, American Museum of Natural History, New York, NY, USA.
10Département de Préhistoire, Muséum National d'Histoire Naturelle, Paris, France.
11U.S. Geological Survey, Menlo Park, CA,USA.
12Laboratorio de Evolución Humana, Departamento de Ciencias Históricas y Geografía, Universidad de Burgos, Spain.
13Institute for Photonics and Advanced Sensing (IPAS), School of Chemistry and Physics, University of Adelaide, Australia.
14Àrea de Prehistòria, Departamento d’Història i Història de l’Art, Universitat Rovira i Virgili (URV), Tarragona, Spain.
15Institut Català de Paleoecologia Humana i Evolució Social, Tarragona, Spain.
16Paleontología, Aragosaurus-IUCA and Facultad Ciencias, Universidad de Zaragoza, Spain.
17PAVE Research Group, Division of Biological Anthropology, Cambridge, UK.
18High-Precision Mass Spectrometry and Environment Change Laboratory (HISPEC), Department of Geosciences, National Taiwan University, Taiwan ROC.
19Institute of Vertebrate Paleontology and Paleoanthropology of Beijing (IVPP), China.

彼らの大きな下顎骨は肉にかぶりつくことができ、大きく開き、道具や第3の手の役割を果たした可能性もある。
過酷な寒冷環境の中で食事をする必要性に適応する助けになったのかもしれない。
また論文によると、小型の頭蓋骨は脳が小さかったことを示唆しており、ネアンデルタール人にみられるような大きな脳への発達は、進化の過程でもっと後に生じたことを示していると言っている。

スペイン・アタプエルカ山脈(Atapuerca Mountains)にある「シマ・デ・ロス・ウエソス(Sima de los Huesos)」遺跡の人骨群は、1984年に発掘されて以来、人骨28体を含む骨片7000個近くが出土しており、古代人の遺骨の発見としては過去最大規模になっている。

人骨は若くして死亡した成人のもので、どのように死んだのか?
遺骨が発見された立坑の底までどうやってたどり着いたのか?
といった科学的に解決されていない疑問が数多く残されている。
彼らは征服者らによって、儀式または他の理由で穴に投げ込まれた可能性もあると研究チームは推測している。

フアン・ルイス・アルスアガは、ジョージ・R・R・マーティン(George R.R. Martin)原作の米国人気テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)」を引き合いに出し、「中期更新世におけるユーラシアおよびアフリカ大陸でのヒト族の進化はおそらく、ゲーム・オブ・スローンズのシナリオで説明できると考えている。あの有名な番組の中で描かれているように、欧州の中期更新世には単一民族による統一王国などは存在せず、異なる地域に暮らす多数の『部族』が頻繁に領土争いを繰り返していた。」と記者団に語った。

そうした集団の中には、同じ拡大家族の成員など近縁関係にあるもの、全く異質のものもあった。
古代人もしくは原人の部族の中で孤立した集団では、置かれた環境に自分たちの特徴を適応させる長いプロセスが進んだ。

フアン・ルイス・アルスアガは「人類の進化は、大陸全域が同じペースで徐々にゆっくり進化するというものではない。ネアンデルタール人が持つ一連の特徴は全て同じ速度で進化したわけではないことが現在、明らかになっている」と説明する。

スぺインの遺跡の人骨は、他の原人によって何らかの形で「地位を奪われた」原人かもしれないとフアン・ルイス・アルスアガは述べている。
「彼らは自然災害や地質学的な災害で死んだのではない。他の人類によって積み重ねられた可能性があると考えている」と言っている。

遺跡の骨片の1つから採取されたミトコンドリアDNAは、これらの人々がネアンデルタール人ではないことを示している。
またこれらの人骨は、ネアンデルタール人が存在していたことが知られている時代よりも20万年ほど前のものであることも明らかになっている。

DNAを抽出するための努力をさらに重ねれば、彼らに死に至らせた状況の解明が進む可能性がある。
「この人骨群の起源は、考古学の最大の謎と呼ばれるかもしれない」とフアン・ルイス・アルスアガは述べていると報告した。

atapuercaのGoogle Earthポインター情報
42°22'35.8"N 3°30'26.3"W
または、
42.376603, -3.507294

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