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2009年04月21日

和歌山毒カレー事件で、最高裁も林眞須美の死刑判決。

1998年7月25日に発生した和歌山毒カレー事件で、2002年12月の和歌山地方裁判所、2005年6月の大阪高等裁判所の死刑判決に続き、最高裁判所第3小法廷(那須弘平裁判長)は、5人の裁判官全員一致の判決として、上告を棄却する判決を言い渡した。

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最高裁判決に対しては、10日以内に訂正の申し立てはできるが、明確な誤りの場合などを除き、認められたことはない。
申し立てが棄却されると、死刑が確定する。
林眞須美の弁護側は一貫して無罪を主張したが、小法廷は、カレーに混入されたものと組成上の特徴が同じ亜ヒ酸が自宅などから発見された。
被告の髪からも高濃度のヒ素が検出され、付着状況から亜ヒ酸を扱っていたと推認できる。亜ヒ酸をひそかに混入する機会があったのは被告だけで、調理済みカレーの鍋のふたを開けるなど不審な挙動が目撃されたなどの状況証拠を列挙し、有罪の根拠を示した。
これらから、「被告が犯人であることは合理的な疑いを差し挟む余地のない程度に証明されている。」と言及し、「無差別大量殺傷の卑劣さ、残忍さは論をまたない。社会に与えた衝撃は甚大で刑事責任は極めて重大」と述べた。
弁護団は、の程度の証拠で有罪認定し、死刑にするのは、無罪推定の原則に反しあまりにむごい。
再審に取り組み、無罪を証明したいと願っており、弁護人もその任を果たす決意だ。と述べた。
事件発生当初から、林眞須美はマスコミに対して水をかけるなど、好戦的で、マスコミが「平成の毒婦」などと書き立てるなど、むやみに騒ぎ立てる原因にもなっていた。
ただし、明らかな証拠はなく、自供もなく、動機もないまま、状況証拠だけで死刑判決を下し、多くのマスコミは、この判決を想定していたと言うが、人を裁く裁判員全員が、裁判の矛盾を感じないのか?不思議な裁判といえる。

死刑判決は『シルエット・ロマンス』を聴きながら—林眞須美 家族との書簡集 (単行本)
林 眞須美 (著), 高橋 幸春 (編集), 長富 俊和 (編集)

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