2006年03月21日
EU市民503人がテロリストと間違えられて登録されていた。
Statewatch Newsは、EU市民503人がテロリストと間違えられて、「Article96」としてSIS(Schengen Information System/シェンゲン情報システム)に登録されていたと報告した
「Article96」とは入国を拒否される外国からの人で、その根拠は「a threat to public order or national security(公安国家安全保障への脅威)」に含まれた人達のことで、2005年4月に、国家のユニット(SIRENE Bureaux)の責任者はそれらのデータをチェックして、システムからそれぞれのデータを削除するように要求し、2005年6月に、Schengen Joint Supervisory Authorityから、EU加盟国に「Article96」で警戒するように要請も出ていた。
しかし、2006年2月16日のチェックはEUの住民から503人の市民が「Article96」に登録され、そして、関連国のアイスランド、ノルウェー、およびスイスも「Article96」に登録され、登録された389人はスイス人であった。
その中にダボスで開催されたWorld Economic Forumsのデモ参加者であるか否かに関係なく、恐らく論点を巧みに避けていると報告した。
「第96条」には強制送還された避難民を含んでいて、入国者から「不法滞在外国人」を除く目的で主として使用され、SISに登録されて禁止された75万人の「不法滞在外国人」が登録されていると報告した。
入国が拒否されていたのであれば、当然、このリストに登録されてしまった人達は、税金を払う義務はない。
もっともこの人達は、すでにEUの人達で、EU内で生活しているので入国する必要もない。